紅茶グマのお菓子ブログ

紅茶グマ焼菓子工房の厨房で、日々、作られるお菓子について綴ってゆきます。

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Author:みど
フランス菓子の通販と教室・紅茶グマ焼菓子工房からお届けしています。

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ほぼ一年ぶりで、石丸館にお邪魔しました。
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最初、石丸シェフが「ワインどうするよ?十万円のワイン?」と、きました。
くらくらしていたら、「いや、もっと手頃なので、たくさん飲みたい!」となって、
あれこれ聞いていたら、石丸シェフがワインを見せてくださいました。
ワイン好きには堪らない瞬間ですね。
ひとけた、いや、ふたけた間違えてるワインもあって、それだけで大興奮させていただきました。
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出だしは蟹のアミューズ。アミューズがおいしいと、これからどんなお料理が出てくるの???と、期待が膨らみます。

そして鴨のピザ、フォアグラのブリオッシュ、そしてお魚はヒラメをレタスで包んで、オマールエビがどんとのっかった一皿。
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にんまりしながら食べていたら、くりちゃんが大騒ぎ。
「みどさん、これ、なに?なにが入ってるの?」
「知らない。黙って食べなよ」と、つれない私。
おいしいお料理でもおいしいケーキでも、そう。
本当においしいと、ほとんど、ひっぺがして分析して食べることはしないかも。
だって、今この至福の時間を堪能したいんだもん。
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この辺で、「ちょっと、お腹いい感じになってきたねー」と、話していたら、
ムッシュが「何言ってるんだ!まだまだだ!」と、突然きっとなる。
「大丈夫だよ、まだみんな、ちゃんと食べるよ!」と、言うと、満足そうにうなずいて、またワインをグビっと飲むムッシュ。
そして、羊が登場。
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絶妙のロゼ具合。ちょっとめまいがしそうでした。
10人分の羊をすべて同じベストの状態で、一気にサーブすることの難しさ。
この仕事を、石丸シェフひとりでやっていることなんだと、思うと、ちょっとゾクゾクしてしまいました。
しかも、私たちが食べている間は、その都度、厨房から出てこられて、気を配ってくださって。(もしかして、ダサい客がいないかどうか、見回り?)

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そして、最後はデセールで、ガツンガツンと私たちに、最後のとどめをさしていくシェフ。
ショコラ、オペラ、エンガディナー、マカロン。
特にマカロンは、今まで私が味わったことがない、パティスリーのマカロンではなく、レストランデセールのマカロンでした。
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艶もないし、見た目も素朴なマカロンなのに、とても繊細で、優しく、そして鮮烈。
石丸シェフのマカロンでした。

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このマカロンの話を後で、友達に話したら、「それ、おまえちゃんと、作り方聞いたか?」と、言われ、「え〜!そんなこと恐れ多くて!」と、言ったら、「聞いとけよ!」と、怒られてしまいました。
彼の言葉を聞いて、私はやっぱり甘いなーと。食べることに夢中になり、どうやって石丸シェフがマカロンを作ってるかなんて、考えもせず、おいしいだけで帰ってきてしまいました。

でも、それでもいいと思ってます。私にとっては、非日常の時間ですから。
2008/02/21 22:53|未分類TB:0CM:4
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我が家の次女は、スパゲッティー、ハンバーガー、スナック菓子など、ジャンクフード好きで、野菜はいっさい食べません。
この事実を知り、愕然としたのは、彼女がまだ保育園に通っている時でした。

当時、私は紅茶グマで、朝から晩まで忙しく、食事を一緒に摂るどころか、娘の寝顔にしか会えないような日々でした。
そして、ある日、娘のこのジャンクぶりに気がついたとき、これは大変なことになってる!と、驚き、頭を強く殴られたような気分でした。

もともと家族が喜んでくれるものを作りたいと思って始めたお菓子作りだったのに、自分は何をやっているんだろう。
家族の食事を作ることはおろか、一緒に食事すらできてない。自分を責めても、どうしようもありません。

そこからは、時間を作って、1日、一品、それが無理なら、お茶を煎れるだけでもいいから、家族のために、なにかを作ろう。そしてできるだけ、ごはんを、一緒に食べよう。

ムッシュも彼なりにがんばって、ちゃんと出汁をとったり、本やネットを見ながら、いろいろな物を作ったりして、親として、娘に今まで作ってあげられなかった温かい家族の食卓を取り戻してやろう、そうやって私たちは、日々の食事を作ってきました。

娘たちは、夕方、学校から帰ってきて、私の顔をみると、
「今日は誰がご飯を作ってくれんの?」と聞きます。
「おかあさんだよ」「やったあ!」
「じゃ、やっぱ、おとうさんに作ってもらおう!」「わーい!」
よく聞いてみると、どっちでもいいらしいです。ちょっとガックリです…

それはさておき、加藤家の食事内容は、かなり改善されてきましたが、いまだに彼女は野菜との相性はあまりよくありません。
魚も刺身だけ、煮たり焼いたりしたものは食べたくないようです。無理に食べさせるのもどうかと思うので、いやだったら、少しだけ食べなよ、と言いつつ、でも娘が顔をしかめる、野菜、豆、魚、豚肉、羊、エトセトラを、しつこく出す。これを繰り返してきました。

すると、先日、紅茶グマのフランス料理の教室で作るために試作したレンズ豆と豚肉の煮込みを食べて、
「おいしい!」とおかわり。
そして、今、私が通っている、イルプルーのフランス料理教室で作った野菜のキッシュも、
野菜がたくさん入っているけど、甘くておいしい。と、残さずきれいに食べることができました。

昨日は、人参とセロリ、タマネギがたくさん入った、ハッシュドビーフ。
私は仕事で娘たちと一緒に食べられなかったのですが、後で長女に聞いたら、
「私よりたくさん食べてたよ」と言っておりました。
よかった。本当によかった。
たまたまかもしれないけど、でも、とってもうれしい!
2007/12/09 00:28|未分類TB:0CM:2

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