紅茶グマのお菓子ブログ

紅茶グマ焼菓子工房の厨房で、日々、作られるお菓子について綴ってゆきます。

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Author:みど
フランス菓子の通販と教室・紅茶グマ焼菓子工房からお届けしています。

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2008.3 281_320x240

風のように、通販でチーズケーキをやりました!

実は今、紅茶グマは、基本的にひとりでやっています。
毎日手伝いに来てくれていたきみちゃんが、去年の秋から来られなくなったとき、
新たに手伝いにきてくださる方を探さず、ちょっとひとりでやってみようかなと。
で、ひとりで教室やら注文やらをこなすことを始めたのですが、まあ、びっくりするほど、仕事は進まず、今まで本当にたくさんの人に助けてもらっていたんだなあと、改めてしんみり。
そして、その時に、こんなに仕事が進まないなら、仕事も厳選しなければと、決めました。
娘と遊んだり、本を読んだり、友達と会ったり、家事をちゃんと納得いくまでやったり、自分の時間ももっと作りたいし。
今のところ、やっぱり時間がなくて、娘と遊ぶくらいしか野望は果たせてないのですが、
ちょっとのんびりできるようになった気がします。
ただ、その、のんびりひとりグマの裏に、ちょっと困ったことがいくつか。
まず、お菓子の教室。細々と、やってはいるのですが、
原材料の入手が不安定なので、予定が立てずらいことと、
ひとりグマなので、教室の準備その他もろもろで、オタオタして、
なかなか新しい方にご参加いただけなくなってしまったことです。

そして、一番頭が痛いのが通販です。通販、こんなちっぽけな紅茶グマだけど、
通販をやると、結構たくさんのお客さまが、ポチッと注文をしてくださいます。
本当にありがたいことなのですが、ただ、ひとりで、今までの数をこなすのは、ちょっと厳しくて、少し、数を少なくさせていただいて、今回は通販をやらせていただきました。
チーズケーキ3種。シンプルでプレーンなチーズケーキとオリジナルの黒糖とオレンジのチーズケーキ、そしてバニラビーンズがたっぷり入ったスフレチーズの3種類。
通販受付開始から1時間ぐらいで予定数に達してしまい、しめきり。
「もうダメなの?」と、メールをたくさんいただき、よく知っている方で、
そのまま返信もしなかった方もチラホラでしたね。ホント、申し訳ないです。

6月はスコーンを通販で作る予定です。
私の教室は休んで、通販に専念するつもりです。できれば、数量限定を避けて…
「できるか?みどり」と、自問自答中。
2008/05/19 21:56|通販のお菓子TB:0CM:0
毎日、なんでこんなに暑いのでしょう。
つい、いつもなら、だるだるしそうになりそうなところを、
「いかん!お菓子を待っててくださるお客さまが〜」と、
自分ときみちゃんに叱咤されつつ、毎日お菓子を焼いております。

今日も、お客さまから「ヴァリエテがまだ届かないんですけど...」と、お問い合わせのお電話をいただいてしまいました。
「あ、明日、明日、発送させていただきますので!」と、
蕎麦屋の出前みたいなお返事をして、また焦って作る私...

お待たせしているみなさま、大変、申し訳ございません。
明日も大量発送を予定しております。
明日発送予定のお客さまには、メールにて明日お知らせいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。

そして、ヴァリエテのお菓子で、たくさんのご感想などいただいております。
時間ができましたら、お礼のメールをさせていただこうと思っております。
こちらも遅くなりまして、申し訳ございません。

そして、昨日、Misaling factoryのmisaさんから、メールをいただき、ヴァリエテに入っていた、コーヒーのサブレ、「カフェ・キュイ」を気にいっていただけたとこのことで、misaさんの主催なさっておられるお菓子教室で、ご自分なりにアレンジして紹介してくださるとのことでした。

自分が考えたお菓子が、misaさんの手で、どんなお菓子に変身するのか、とても楽しみです!

misaさんは通販中心のお店と、お子さんのためのお菓子教室、そして大人のためのお菓子教室があります。
イルプルーを出られて腕は保証つき、明るくて聡明なmisaさん、きっと素敵な工房だと思います。
私も時間ができたら、ぜひ遊びにいかせていただきたいと思っています。
2007/08/22 00:27|通販のお菓子TB:0CM:2
gelee.jpg

ジュレを凍らせて、食べると、まさにそんな感じでしょうか。

最初は、「せっかくのふるふるジュレを凍らせて食べるなんて、もったいない!罰当たりな!」と思っていたのですが、
ある日、ジュレを試食しようと思い、早く冷やして食べたくて、冷凍庫に入れたことがありまして。
そして、そそっかしいので、すっかり冷凍庫にジュレを入れたことを忘れて、さすが業務用冷凍庫ですね。あっという間に、カチカチに冷たく凍ってしまいました。

「いやーん。凍っちゃったよ〜」
「でも、ちょっとおいしそうじゃない?食べてみる?」
凍ったジュレをながめながら、私たちはジュレの封を、ひとつあけてみました。

このあけて食べたジュレが、運命のいたずら...もしフランボワーズでなかったら、こんなことにはならなかったと思います。
こんなこと…それは、この凍ったジュレに、みんなで、ものすごくはまってしまったのです!

「他の種類のジュレでも、やってみようね!一応ね!」
もっともらしいことを言って、他のジュレも早速凍らせてみましたが、次にこのガリガリ君状態が合うものは、ペッシュ・ロゼ。
フランス、ローヌ地方の赤桃のピュレを使っています。
「これも、結構いけますな。フランボワーズには負けるけど」
ガリガリ食べながら、そんなことを言っていると、辛口まいちさんが、ぽつり。
「凍らせるなんて、もったいないって怒ってたくせに...」
「ままま、他のものも食べてみましょうよ」

紅茶グマスタッフで、一番人気のジュレは、今年から製造しているアプリコットのジュレです。
これは...「うーん。なんか、これは凍らせない方が、絶対おいしいとですよ」
「ホントだ!」「アプリコットは冷蔵で...っと」
ポム・ヴェルト(青リンゴ)マンゴーも凍らせないで、ジュレとして食べた方が、『紅茶グマ調べ』では、おいしいと思います。

とにかく、この高級ガリガリくんフランボワーズ味、グマでは爆発的ヒットで、あっちでガリガリ、こっちでガリガリやっております。
2007/08/06 22:03|通販のお菓子TB:2CM:2
coffee.jpg
紅茶グマでお菓子を作って、これでいきましょう!とゴーサインを出すのは、誰あろう、スタッフのきみちゃんです。
コーヒーを使ったサブレを作って、1回目の試食で、きみちゃん。
「......なんかもう少し、苦味が欲しくないですか?」
「え、ホント?もっと苦味?」
「この間にサンドしたイヴォワールのクレームは悪くないんですけど、もっとコーヒーの主張のはっきりしたサブレにした方が、このクレームと合うと思うんです。」
「うーむ。そうかなあ。意外といいと思うんだけどなあ。」
「もちろん、おいしいですよ。でも、なんかグマのお菓子を楽しみにしてくださってるお客さまには、ちょっと物足りないんじゃないかと思って」
「そうですか。はい。もう1回作ってみます。」
ちぇっ!何気に厳しいやつ。

仕方ないので、試行錯誤で再度挑戦。
ちょうど、まいちが厨房にいたので、作りたてを、ふたりで試食。
「・・・」
「・・・」
なんの味もしない。
キーッとなって、また試作をして、ガックリきて、を繰り返し、やっと、翌日できあがったサブレを、恐る恐るきみちゃんに差し出すと、
「あ、これです。いいと思います!」
やっと、きみちゃんがいいと言ってくれました。

「じゃ、これは、『きみちゃんオッケー、コーヒーウマ苦サブレ』って名前にしよう!」
「え〜そんな名前でいいんですか?」

サブレに入っているコーヒーは、いつも紅茶グマで飲んでいる大好きな新宿のヤマモトコーヒーの、コロンビアを主体にしたブレンド豆を、店長の山本くんにちょっとお願いして細かく挽いてもらいました。
サブレを作ろうと、コーヒーの袋を開ける度に、ふんわりとコーヒーの薫りが鼻をくすぐります。
2007/08/04 22:49|通販のお菓子TB:0CM:0
orange1.jpg
子供のとき、私は父にピアノを習っていました。
親子レッスンの悲しい性。父はよく物覚えのよくない小さな娘をしかり、娘はピアノの練習の時間になると、決まってお腹が痛くなったり、体が痒くなったりの連続でした。

そんなある日、「オレンジのラプソディ」と言う曲の練習を始めることになりました。
父が最初に弾いて聞かせてくれた曲は、童謡の「浜千鳥」でした。
「この曲、聞いたことあるよね?この曲は、オレンジが転がるように鍵盤の上を、素直に転がっていけば、上手に弾けるはずの曲なんだよ」と、言うようなことを父に言われた気がします。
私は気が進まないまま、鍵盤に向かいました。
そして、つっかえながら、楽譜と、父の顔色をみつつ、なんとか1曲弾き終えたところで、大好きな祖母が、「浜千鳥」を歌いながら、私の側にきてくれました。
「助かった!おばあちゃんがきたら、ピアノの練習終わりや!」そう思って、私は唇を結んで、必死で祖母の顔を見上げました。
「みどちゃん、おばあちゃんね、このお歌大好き。大好きだから、上手に弾けるようになってね」
その祖母の一言で、私はいつもより少し頑張って、この曲を練習したような記憶があります。
「青い月夜の浜辺には...」
「オレンジのラプソディ」と「浜千鳥」は、同じメロディーだったのです。
オレンジがころころと転がるように、曲は流れていって、ちょっと調子はずれな低い声で、祖母が私の後ろに座って、浜千鳥を歌っています。
真剣になると、癖で、いつも口を尖がらせて、怒ったような顔をしてしまう私は、一生懸命鍵盤に向かっている...そんな子供の頃の記憶が頭の中に浮かんでくるのです。
そうです。オレンジ色の柑橘系の香りを嗅ぐと、一瞬、それが蘇ってきます。

今回。ピール煮にしたオレンジは、実際はニューサマーオレンジという品種。でも、ニューサマーオレンジは、もっと黄色いです。
農家の方に確認すると、木によって、時々こういうオレンジ色の実がなることがあるそうです。
「本当かな?」ちょっと疑いつつ、「欲しかったのは、こんなんじゃなかった」と、文句もいいつつ、来てしまったものは、仕方がないと、オレンジ色の実をたくさん刻んで、実ごと煮てしまいました。
結果は、あまり苦味のない、香りのいいアグリュムのコンフィが出来上がりました。

「オレンジのラプソディ」は、オレンジを転がしながら、できあがった曲。
私も自然な流れに逆らわず、よい素材がきたら、それに合わせたお菓子を作れれば満足です。そんな気持ちでみなさまに、お届けします。
2007/08/03 01:19|通販のお菓子TB:0CM:0

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