紅茶グマのお菓子ブログ

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フランボワーズのクラフティ

clafoutis aux framboises
cla.jpg

クラフティは、プリンのような中身に、さくらんぼや、桃、プラム、洋梨など季節の果実を入れて作る、家庭的で、フランスを強く感じられるお菓子です。
たぶん日本の数倍の大きさの型で焼いて、ざくざく、そんなに神経質にならずにカット。
そして、そんなボリュームたっぷり、活きがよくて素朴なクラフティが、パリのブランジュリーには昔と変わりなく並んでいますし、ビストロのデセールでは、チャチャチャ、とやっつけたようなクラフティがデローンと不細工にカットされて、粉糖をふりかけてごまかされていたり、焼きたてのクラフティ、と称して、ココットに入っていたり。
おじさんが、「アタンシオン!熱いから気をつけて食べてね!」なんて、あんたまさか志村けんみたいに、熱い皿を私に手渡しするつもりじゃないだろうね...と、不安にさせられるぐらい、小芝居たっぷりで、大急ぎで運んできてくれる、そういうお菓子が、私にはたまらんのです。

そんな数あるクラフティの中でも、今回の教室で、なんで、フランボワーズのクラフティを選んだかと言うと、単純においしかったから。
じゃ、ちょうどいいから、お教室のメニューに入れてしまおう!と。

だけど、正直、私、クラフティというものをなめておりました。
いえ、正確に言うと、フランボワーズをなめておりました。
フランボワーズとプリンちゃん、やさしいパートシュクレの組み合わせだと、フランボワーズの酸味の主張が激しすぎて、シュクレもプリン風のアパレイユも負けてしまいます。あちらを立てれば、こちらが立たず。
こりゃ、塩味のきいたパートブリゼの方が合うな...と、思ったのですが、紅茶グマのお菓子教室の「ご案内」を改めて熟読すると、「パートシュクレで作るクラフティ」と自分ではっきり書いてある。今さらブリゼに変更することはできません。

焦って、まずタルト生地を改良、それに合わせて、また中身を改良して、クラフティというとすぐにイメージするプリン風のアパレイユも、もっとふわっとしたフランボワーズを包むような、甘みの強い粉の入ったアパレイユに変更しました。

そして、習いに来てくださったみなさん、ごめんなさい。
実を言うと、これ、完全にレシピが出来上がったのが、なんと教室初日の当日でした。
「ある意味、すごいよね…」と、決してほめられたものじゃない、こんなことに感心しつつ、あきれつつ、なんとかできあがったクラフティフランボワーズ。
教室に来て下さったみなさんは、とても喜んでくださったようです。

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フレジエ

fraisier


4月2回目のお教室メニューはフレジエ。

ビスキュイ生地を作り、クレームパティシーエルを作り、そのパティシエールの中に、バターと、卵黄で作ったパータボンブを入れて、クレームフランジパンヌを作り、そして苺のリキュールに漬けこんでおいた苺をサンドする、とても春らしい、春にしか食べられないアントルメ。
こう書くと、そんなに難しくなさそうな気がするのですが、実はものすごく、大変なお菓子でした。

難しいお菓子を作ると、生徒さんが、
「これは家では作れないー!」と
悲鳴まじりにそう言うことがありますが、
「(自分で作るのが)一生に一度のお菓子?」
と、よくみんなで、笑ってしまいます。
これも、その殿堂入りを見事に果たしてしまった感があります。
でも・・・ひとくち食べると、その苺の瑞々しさと、濃厚ながら口に含むとすっと溶けていく、作りたてのクレーム・フランジパンヌの口どけのよさ、そして、アーモンドスライスを入れたビスキュイの小気味良い食感に、みなさん言葉を無くしておられました。

生徒さんのおひとりが、
「ねえ~、みどさん、これ、また食べたくなったらどうしよう?」
と言うので、「がんばって苺の季節に作ってね!」と答えると、悪戯っぽく微笑んで、「ダメ、みどさんに頼む。」だそうです。
うーん。やはり殿堂入りですね・・・

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桜のフィナンシエ 抹茶のフィナンシエ

financier au the vert etc...

緊張して迎えた、07年度紅茶グマ焼菓子工房第1回目のお菓子教室、桜のフィナンシエ、抹茶のフィナンシエ。

桜の塩漬けと桜の葉の塩漬けを入れたフィナンシエは、ほんのり塩味がきいていて、ついつい、食べ過ぎてしまいます。
抹茶の方は、京都、宇治の抹茶を使ったフィナンシエで、白黒のゴマを飾ってあります。
桜の方はオーバル型、そして抹茶は、もう少し深い丸い型で焼いているのですが、これがほんの2、3ミリ、型の厚みが違うだけで、味わいが変わってきます。
ころんと手にのせると、小さなお手玉のようで、本当にかわいいです。
そして、かわいいだけではなくて、おいしければ、なお、うれしいですよね。

フィナンシエは、アーモンドプードルで味がほぼ決まってしまいます。
シンプルなお菓子ほど、素材の良し悪し、作り手の手具合がはっきり出てしまう。

心して取り組まねば!と改めて思わされるお菓子でした

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