紅茶グマのお菓子ブログ

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別れ道

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数日前、ある方から、お煎餅をいただきました。
食べてみて、「ん?」これ食べたことあるぞ?と、思い、
お煎餅屋さんの名前を見たら、いつも食べているお煎餅屋さんの、同じ胡椒煎餅で、
贈答用のものでした。
ここのお煎餅屋さんの胡椒煎餅、テレビで女優さんが紹介していたこともあり、
今、とても人気のあるお煎餅なのです。
実は、このお煎餅を、よく食べるのですが、一度も買ったことがありません。
なんでかというと、お煎餅屋さんと縁のある人が、私の親友なので、
私の作った紅茶グマのお菓子と胡椒煎餅を、事あるごとにブツブツ交換しています。

今から15年くらい前、私の方は長女が生まれたばかりで仕事をしてなくて、彼女も留学先のカナダから帰国したばかりで、ふたりともブラブラしていた頃のことです。
この先どうする?とふたりで溜息をついていたら、彼女が突然、
「そうだ!私の親戚がお煎餅屋さんやってっから、みど、私と一緒に煎餅屋やる?」と、言いだしたのです。
「え~?煎餅屋さんって何やるの?」
「作った煎餅を売るんだよ。お店に持ってったりとか…」
「Tちゃんも、私も、車ないじゃん」
「台車に積んで、持ってくんだよ」
私は、その時、彼女と私がふたりで、首にタオルを巻いて、文句を言いながら、台車にたっくさん煎餅の箱を積んで、とぼとぼと、運んでいく姿が一瞬にして脳裏に浮かび、
「大変だよーそれきっと。やめとこうよ」と、言ったのを覚えています。
それから、月日は流れて、私は15年前の、自分が知ったら、きっと、びっくりするだろう、
お菓子を作る仕事をしています。

あの時、もし、お煎餅屋さんを私がやる気になってたら、
彼女と私は、車もなくて、ずっと台車でお煎餅を運んでいたのでしょうか。
私は洋菓子ではなくて、煎餅作りに目覚め、ねじり鉢巻きをして、
お煎餅を一枚一枚焼いてたりしていたのでしょうか。

そんなことを思うと、おかしくて、ひとり煎餅を食べながら
よく、ニヤニヤしています。

Tちゃん、お煎餅、今日食べてしまったので、もうありません。
4月の終わりにまたマイアミ帰りのAちゃんと
3人で会う時に、持ってきてほしいです。
交換用のお菓子も、ちゃんと持っていきます。

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