紅茶グマのお菓子ブログ

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呪文…

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先週、実家に帰って、コーヒーを老夫婦に淹れて、父、母と3人でお茶の時間をとっていた時のことです。
父が、「さっき、おまんのコーヒーの淹れ方を見よったら、最初、ちょっとんだけ、お湯をかけて、コーヒーを置いちょくろう?あれは、どればあの時間、おまんは見ゆうがぜよ?」
と、きました。
坂本龍馬ブームなので、お分かりになる方もいらっしゃるかもしれませんが、翻訳すると、
「さっき、きみのコーヒーの淹れ方を見ていたら、最初、少しだけ、お湯をかけて、コーヒーを置いておくだろう?あれは、どれぐらいの時間、きみは見ているわけ?」と、なります。
わざわざ、父の言葉原文を載せることはないのですが、現在加藤家では、
空前の土佐ブームなので…ちょっと載せてみました。

「お父さん、コーヒーを淹れてみたいが?」
「淹れてみたいち…お父さんは、毎日、コーヒー、お母ちゃんに淹れちゃりゆうがで」
「あ…そう。」
「うん。けんど、おまんの淹れたコーヒーと、お父さんのコーヒーと、同んなじ豆やに、
みょうに味が違うき」
「そりゃあ…」と、私が言いかけると、父は、しびれを切らして、
「ほんで、どればあ待ちゆうか、聞きゆうがよ!」と言いました。
コーヒー豆の蒸らし…時間をはかったことはないので、ちょっと困りましたが、
「お湯をちょっとだけ、かけて、豆を蒸らすろう。ほんで、豆がふっくらしたら、えいがよえ」
父は、数字にあくまでもこだわり、「1分ばあか?」と、喰い下がります。
うーん。父ちゃんよ、お湯を注ぐその時が来たら、わかるんだよね。

コーヒー豆ふっくら。紅茶の茶葉も、ふっくら。
テュトワイエの店売り、6月のお菓子はコーヒーとお茶をテーマにしています。
コーヒーを淹れることも、お茶を淹れることも、しょっちゅうやっている作業だけど、
気がつくと、「ふっくらしろ、ふっくらしろ…」と、魔女の呪文のように、同じ言葉を心の中でつぶやいてしまいます。
若かりし頃、「『おいしくなあれ!』と、呟きながら、お鍋の中をかき回すと、スープがおいしくなるよ」、と言っていたフランス人のマダムがいて、
「そうですか…」と応えつつ、
あんた、魔女じゃないんだから、そんなスープに念をこめるなよ、と、内心思っていたけど、
今じゃ自分自身が、「紅茶の茶葉よ、ふっくらして、全部お湯の中に、旨みを出し切るのだ!」と、
お茶にまで脅迫めいた呪文を吐く、こわいおばさんになってしまいました...
でも、ホント、呪文を唱えると、ちょっと一味違う気がします。みなさまも、ぜひ、コーヒー紅茶、
脅して淹れてみてください!

テュトワイエの店売り 6月は今週末です。
6月25日(金) 12時~19時
6月26日(土) 12時~18時
土曜日の時間が変わりました。お間違えのよう、お願いいたします。

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特別な日

6月のお菓子教室は、タルト・フロマージュとキャトルキャール、フィナンシェでした。
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タルト・フロマージュは、今は通販でジャム屋さんをやっている
ももちゃんがアルザス修業中に覚えたお菓子を
教えてくれたものを、私がアレンジしたもので、
優しいフロマージュ・ブランに合わせ、イチゴのコンポートを
しのばせてあります。ももちゃん、素敵なお菓子をありがとう。
優しい優しいチーズケーキになりました。

そして、キャトルキャールは、中味を何にしようか、あれこれ悩んで、
シンプルなバニラのキャトルキャールにしました。
せっかくなので、参加してくださったみなさまを驚かせたくて、
バニラをびっくりするくらい入れたキャトルキャール・バニーユです。
もう、材料を混ぜている間から、あふれるようなバニラの香りに、心と鼻をくすぐられ…
そして、食感も、ひと口、口に入れると、バニラがプチプチと弾けるという、贅沢な焼き菓子。
今日、参加してくださった方から、メールをいただいて、
「美味しいパウンドケーキが焼きたいと小さな頃から思ってたんです。
なので、特別な日になりました」と言っていただきました。
うれしい。ありがとうございます。
そんな素敵な言葉をかけていただけて、私にも特別な日になったかもしれないな。
特別な日って、もしかしたら、そこかしこに転がっているのかも知れませんね

7月は、レッスンのほかに、1年以上グマで
レッスンを受けてくださった方対象に、
ちょっとした紅茶グマラボ企画を画策しております。
今年は8月はお休みしますので、せっかくだから、
みんな、ちょっとこわがってるみたいだけど、こわがらずにぜひ参加してください!

楽しいこといっぱいしたい。
好きなお菓子しか作りたくない。
そのためなら、いくらでも頑張れる。
と、言って、これはいつやめても
精いっぱいやったから後悔しないって、思えるように…かな?

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ビオな1日

本日、ビオ・ロテュスのあきちゃんが、突然、ランチを持ってやって来ました。

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本日休日のムッシュに、デジカメを見てもらうことになっていたそうです。

ラタトゥイユと、玄米おにぎりのヘルシーランチと、娘たちに黒糖で作った水羊羹。
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ラタトゥイユは、「お砂糖入ってんの?」と、聞いてしまったくらい、甘みが出ていて、
トマトの酸味もしっかり。
「入ってないよ。旬の夏野菜だからね」とあきちゃん。

そして玄米おにぎり、これも、ちょっと感動してしまいました。
玄米、今まで食べた玄米ご飯の中で、一番おいしかったです。
今まで、自分が炊いていた玄米は、なんだったんだろう…と、ちょっとショック。
これなら、玄米ご飯を普段食べない、娘たちでも、きっと喜んで食べてくれると思いました。
あきちゃんのご飯は、食べると、いつもちょっとほろっとしてしまいます…
よい素材と、よい味付けと、そして、彼女の「気持ち」が詰まっているオリジナルなご飯たち。

そういえば、テュトワイエの店売りを手伝ってくれる時も、
あきちゃんは絶対、ファストフードを食べません。
小さなお弁当箱に、竹の皮に包んだ玄米のおにぎりを持ってきていて、
それを大切そうに取り出して、厨房の片隅で、そっとにこにこしながら、食べています。
そういう、ちょっと頑固で丁寧なこだわり、あきちゃんらしいなあ…と、
ジャンキーなファストフードを食べつつ、羨望の目で眺めている私...
そんなあきちゃんの夢は、自分で教室をやること。
「ユー、始めちゃいなよ!」とずっとすすめていたのですが、
いよいよ、重い腰を上げて、教室をやってくれそうな気配です。
それを一番楽しみにしているのは、たぶん、他の誰でもない、私だと思います。
だって、あきちゃんのご飯の秘密が、いよいよわかるんだもの。
そしたら、私も玄米ご飯を炊いて、おにぎりを作って、
厨房の片隅で、にこにこおいしく食べられる…かな?

とにかく、ビオなランチと、さっぱり水羊羹のお陰で、
私たち夫婦も、娘たちも、とても幸せな気分になった午後でした。
あきちゃん、いつもありがとう!

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子供の頃のように…

おかげさまで無事5月の店売り終了いたしました。
おでかけくださったみなさま、ありがとうございました。

そして私はここ数日、少しのんびり。
パンを焼いたり、ムッシュとご飯を食べにでかけたり、
友達に飲み物のレクチャーを受けたり。

休みのときぐらい、「食」というエレメントから
少し離れた方がリフレッシュできそうな気もするのですが
意識して離れないと、どうしても
悲しいかな、ベクトルが「食べる」方向に行ってしまいます。

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そして、私のパンの師匠、Aさんは、紅茶グマサロンで、一日のんびりしたい!と言っておられるので、
私は紅茶グマの厨房でパン修業、師匠はグマサロンで、のんびり読書プランが浮上しています。
師匠が必要になったら、「せんせ~!」と叫べば、読書を中断して、弟子の質問に答えてくれる
うれしいシステムらしいです。

小学生の頃、同級生の女の子が、
「Sちゃんと私は、将来、大人になったら、一緒に牧場で暮らして、動物をたくさん飼うの」と、
ふたりの少女が、カントリーな感じの柵の前で、牛やニワトリと一緒に笑っているという
未来の絵をらくがき帳に描いて、見せてくれたことがあったのをふと思い出しました。
牧場ってとこが、なんともかわいいですね。
私は、ちょっと気味の悪い子供だったので、牧場で将来一緒に暮らそうなんて、
ロルカのポエムみたいなこと、言ってくれる友達は残念ながらおらず、
その絵に描かれていた芝生の緑色が、とてもとても、まぶしく見えたのを覚えています。

小学校のときは、そんなだったけど、今はA師匠や、ほかにも友達がいて、
もしかしたら、かなわないかもしれないけど、いつかかなうと素敵だねえ、というプランを立てて、
ちょっと楽しくなったりできるのが、とてもとてもうれしいです。

そして、もうひとつ、できたら素敵だねえプランを、友達のビオ・ロテュスのあきちゃんと立てて、
ここ何日かで、わくわく、とても盛り上がっております。

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あきちゃんの頑張り次第で、みなさまにご報告できると思うのですが…
なにせ、私達ふたりだから…どうなりますことやら。

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