紅茶グマのお菓子ブログ

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よみがえる記憶

petit091113_1232~01 (2)

昨日、八百屋さんにいって、フルーツを選んでいたときのこと。
突然、あるものを見て、すっかり忘れていたことを
はっきり思い出しました。

2か月前のある夜、パリのマレ地区をМちゃんとふたりぶらぶらしていて、
カフェに入ったときに、
Мちゃんが突然「ケーキ食べたい!」と、言いだしました。
「みどさんも食べようよ」と誘われたのですが、
その時は、あまり気乗りがしなくて、「私は、ケーキはいいや」と言って、
いつものようにエスプレッソだけを注文しました。

Мちゃんは、悩んだすえ、カフェのギャルソンに「おススメは?」と聞くと、
「タルト・タタンもおいしいし、ガトーショコラもいけるよ、
だけど、今日だったら、ボクの気分は、チーズケーキかな」と、
ちょっと素敵なギャルソンは、ウインクしながらそう言いました。

「じゃ、それにするわ!」とМちゃん。
かっこよくない人が今日のボクの気分とか言うと、ちょっと「え?」って思うけど、
素敵なお兄さんだと、ついすすめられるままに頼んじゃうね、などと話していると、
ほどなく素敵なギャルソンおすすめのチーズケーキが運ばれてきました。
目を輝かせて食べようとしたМちゃんでしたが、
フォークをケーキに差し込んだとたん、突然、険しい表情になり、
急に「みどさん!これなに?」と、私に目の前にケーキのお皿を差出ました。
「なにって?」
意味がわからなくて、きょとんとしていると、
「ほら、見て。ケーキに青いブツブツが見えない?」とМちゃん。
薄暗いカフェの店内で目をこらして見てみると、
確かにブルーのブツブツが…
「カビ?」と、怖そうにМちゃん。
「まさか!ブルーチーズのチーズケーキだったりして」
私はチーズケーキに、顔を近づけてみました。
「こわいよう、なんだろう?」こわがるМちゃんに、
「ちょっと食べていい?」と、彼女に私は断って、
おそるおそる、チーズケーキをひとくち、口に運びました。
チーズケーキはほどよい硬さと口どけで、とてもおいしくて、
味の方は申し分ありませんでした。
そして、問題の青い点々ですが…
「Мちゃん、大丈夫よ。食べてみて!」
私は彼女にケーキののったお皿を返しました。
Мちゃんはこわがって、なかなか食べようとしません。
「食べればたぶんわかるんだけどな」と思いつつ、種あかし。

「青い点々はライムだよ」
「ライム?」
「そう、ライムの皮。めずらしいね、チーズケーキにライムなんて。でもとってもおいしいよ」
そう言って、ライムが少し香る、レアチーズケーキを彼女に渡しました。
シンプルだけど、すっきりしていて、下に敷いてあるクッキー生地も、絶妙のバランスでした。
カフェで、こんな味のケーキに出会えるなんて、やっぱりパリはすごいなあ。
私も日本に帰ったら、このケーキ作ってみるね!
そうМちゃんに言うと、Мちゃんはすごく喜んでくれて、
パリの味がまたみどさんとこで食べれるの?私食べにいくから、絶対作ってね!と
ふたりで約束していたのでした。

八百屋さんで、ライムをみかけて、すっかり忘れていたその約束を思い出して、
あわてて作ってみました。
パリのカフェのケーキと同じく、ライムのさわやかさがほんのり香っています。
Мちゃん、私約束通り、ちゃんとライムのチーズケーキ、作ったよ!

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