紅茶グマのお菓子ブログ

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なぞのビオ・ロテュス

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先週の土曜日、ビオ・ロテュスのあきちゃんが、記念すべき第一回お料理教室を開催しました。
玄米ご飯を炊いて、カツオのたたきを作り、ラタトュイユを作り、南蛮味噌を作り、水羊羹を…
なんちゅう盛りだくさんな!詳細は彼女のブログをご覧ください。

紅茶グマに突然現れたビオ・ロテュス、いったい何者?と思っている方も多いようなので、
彼女のことに少し触れますと、知り合ったのは10年ちょっと前。
イルプルーのお菓子教室で。
第一印象は、おもしろい子だなあ…と。
彼女の仕事は、カフェでコーヒーを淹れているそうで、今度遊びにきてね。と言われました。
イルプルーで仲良くなった友人数人で遊びにいくと、
ギラギラした喧騒の街にあるカフェなのに、突然扉を開けると
ちょっとした異空間が広がっていました。
静かで、真昼間なのに夕暮れの雰囲気がただようムーディーな店内で、
黒いギャルソン服を着て、「いらっしゃいませ」と静かに微笑むあきちゃん。
「かっこいい!」みんなで、口をあんぐり。
女の子でギャルソン服を着ているのは、あきちゃんだけだったので、
「あいつ、実は結構えらいんじゃん?」と、粛々とあきちゃんが淹れてくれた薫り高いコーヒーをすすりながら、
静かな店内で、ひそひそ話をしていたのを覚えています。

そして、私が紅茶グマを開店したばかりの頃は、
もうイルプルーの師範を目指していて、カフェの仕事の合間に
しょっちゅう、店を手伝ってくれました。
そして、忘れもしない、私の長女が小学校6年の年です。
突然、あきちゃんが、「大学に行こうと思う」と、言いだしました。
「へ?なんの勉強?」驚いて尋ねると、
「心理学を勉強したいの」とのこと。
なんでも、心と体の健康を知るには、人間の心理も学んでみたい。
そう言ってから、あきちゃんは、本当に受験勉強をはじめて、
あっという間に、人が聞いたらビックリするような、すごい大学に入ってしまいました。
私は、あきちゃんが受験のとき、
「可哀想なあきちゃん、そんなすごいとこ、絶対無理だよ。あんなに勉強してたのに…」と、泣いたりして、
ムッシュに、「まだ落ちると限らないだろ!」と、諭されたりしてたのに。
「受かっちゃった!」と、ケロッと報告にきました。
「ごめんね、あきちゃん、賢い子だったんやね…」

そして、ちょうど、小学校卒業記念に、娘とふたりでヨーロッパ旅行を計画していた私に、
「一緒に行きたい!」と言って、一緒にいくことになりました。
こちらの詳細は、ご興味があれば、こちらをご覧ください。

旅行のあと、あきちゃんは、「私、4年間は勉強しなくちゃいけないと思うから、ここにこれないかも」
「わかったーあきちゃん、がんばるんよ」
そう言って私達は別れて、そのあと、本当に4年間、ほとんど会うことはありませんでした。
その4年間、イルプルーの弓田シェフは、私の顔を見るたび、
「女子大生は元気なのか?」と、嬉しそうにあきちゃんのことを尋ねて、
「会ってないんで…でも、たぶん元気ですよ」と言うと、
「すげえもんだなあ、あそこ、俺も行きたかった大学だよ、あそこ受かるなんて、ホントたいしたもんだ~!」と
私の答えなんて全く意に介さず、あきちゃんに思いを馳せて、目を細めておられました。

そして、4年たった去年、あきちゃんが大学を卒業して、
私たちのところに戻ってきました。
相変わらず、おもしろい子で、ちょこちょこ前と同じように、
店売りの手伝いや、教室の手伝いに来てくれたり、以前とまったく変わらないあきちゃんです。
去年私がフランスに研修しに行った時は、
最後に合流して、一緒にバスクに旅行にいきました。
その際、自分の今後について、いろいろ考えていることを話していて、
お菓子も大好き、コーヒーやお茶を淹れるのも大好き、
そして、心と体にいい料理を作って、喜んでもらうのが、もっと好き!と言って、
薬膳にも興味があって、今後それも学んでいきたいと、夢を語ってくれました。

「そりゃ、すごくいいけど、またお金かかるんじゃないの?」と現実的なことを言うと、
「そうなの…働いて、お金貯めなくちゃ!」とあきちゃん。
「旅行で散財してる場合じゃないじゃん!」
「そうだよー。でもみどりさんと旅行一緒に行きたかったから。
お金はまた日本に帰ってから、頑張ってためるから、いいの」
泣かせる…

日本に帰ってきて、あきちゃんのダンナくんと話す機会があって、
彼とあきちゃんの今後のことについて話していたら、
「お金なんて、あきが心配することないんですよ、学校行きたければ、行けばいい。
オレがいくらでも頑張るから!」
これも泣かせる…ダンナくんの言葉に感激して、
「あきちゃん、ダンナくん、ああ言ってくれてるんだから、頑張って、もっと勉強しなよ!」と、
私はあきちゃんの背中を押してしまいました。


あきちゃんは今年の4月から薬膳と中医学の勉強を開始して、
手始めに、お料理をメインにした教室も紅茶グマで始めてもらいました。
最初とても緊張していましたが、
「大丈夫、ふだんの通り作れば、絶対おいしいし、うまくいくから!」と
細いあきちゃんの肩をバンバン叩いて、教室スタートしました。
結果は大成功!ホント、よかった~安心しました。
私も、彼女の心と体が喜ぶ、ビオロテュスのご飯、大好きです。
できれば、もっと作って試食したいです。

7月30日夜の部はまだ募集しています。
8月の教室も募集しています。
ちょっとほっとして、そしておいしさにびっくり。
みなさんも、ぜひ参加して、食べてみてください。
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