紅茶グマのお菓子ブログ

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どこからお話しましょうか。

長い間ご無沙汰しております。

2012年の冬からここまで、ずいぶん長い間、ヴァカンスをいただきました。

グマカフェのお客さまをはじめ、紅茶グマのお菓子教室に通ってくださっていたみなさまには

たくさんのご心配をいただき、本当にありがとうございました。

みなさまにメッセージをいただいていたのに、

そのままお返事を書かなくて、ごめんなさい。

おかげさまで以前と同じように、私は元気に動けるようになりました。

普通に考えれば、体調が快方に向かっていって、元気になった時点で

お菓子の仕事に戻るものだと周りの人たちも、自分でもそう思っていました。



味覚というものは、不思議なもので、

今の自分は、ヴァカンス前の自分と同じ味覚を持っているのか、わからなくなってきました。


子供のころ、苦手で食べられなかったものが、

大人になってみると理由はわからないけれど、美味しく感じる、

そういう経験はどなたにでもあると思います。

それは時間をかけて、少しずつゆっくりと変わっていくものですが

それとは少しニュアンスが違うかもしれませんが

私はヴァカンス前はぴったりと迷いのなかった味覚という感覚が

微妙にずれてきた気がしてきました。


みなさんは美味しいという感覚はどういうものだと思われますか?

美味しい、イコール楽しい、ハッピーなものとして受け取っていますか?

私は誰かの作ってくれたものを食べたとき、

美味しいものの大前提である楽しいハッピーな感覚以外に、

少し哀しかったり、淋しい気持ちになったり、

未来を予感するものだったり、ノスタルジーを感じさせるものだったり、

時には小さな棘のように、挑発的だったり、

作り手のいろいろな感覚や気持ちを自分なりに真摯に受けとめて、

自分なりに理解しようと味わって食べてきました。


そして、自分で作るものも、同じように

様々な気持ちを小さなお菓子のひとかけらにこめて

ひとつひとつを形にしてきました。




美味しいと感じてくださる方もいれば

ただ単に楽しさを目指したものでない私の意図した感覚を受けて、

受け入れ難しと思われる方もいらっしゃったんだと思います。

そういうアンチグマのお客様のご意見、

当初は嫌なら食べなきゃいいんじゃん?くらいに、生意気に反発心も正直あったのですが

今となっては、とても有難いものだったんだなと心から思います。


自分が少し年をとった気もします。

この先、自分がどうすればいいのか、まだよくわかりません。

理想としては、今の自分にできる自分にしか作れないお菓子を

作り出せるように、前に進んでいくのが

選択としては一番いいことなんだと思います。

でもみなさまにお返事、ちゃんと書かなかったのは

自分自身で「こうありたい」という、

明確な答えが見つかってないせいだと思います。


意外に色々なことを理屈っぽく考えていたりして、

こんなに長い時間が経ってしまいました。

とりあえず、頭で考えてばかりいても、答えが出ないので、

5月に2日間だけカフェをやってみたいと思います。

5月の4日と5日の予定です。

まだ日程をこれにしよっか、と今日話しただけのゆるさなので

また少しずつ準備をして、形にしていけたら…と思っています。

こちらのブログも、もしかしたら短い間かもしれませんが

再開させていただく予定ですので、よかったらご覧になってください。

よろしくお願いいたします。


紅茶グマ焼菓子工房 オーナーパティシエール かとうみどり


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